入学式に始まり、学級を軌道に乗せるまでの約一週間はほんとうに大変だった思う。
| 【脚注】です。ときどき出てきます。 |
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時間に追われ、むりな取り組みや反省点もあっただろう。しかし、担任として学級開きの指導をゆっくりふり返る時間はない。先へ進まなければならないのだ。忘れないうちに、改善点を書き込んでおこう。
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このありがたみが分かるのはどんなに早くても1年後だが、この書き込みメモがあるかないかで将来がぐんと違ってくる。こうするとうまくいかないというのが見えてくるのだ。
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軌道に乗せるまでに費やしたエネルギーは、今後の学級経営の貯金になっている。
これからの1年間(うまくいけば3年間)の貯金だ。気づかないまま貯金を食いつぶしていくこともあるが、むだ遣いを少なくするためにもさらにポイントを考えていこう。
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ほんとうは利息がついて行くといいのだけれど(>_<)。 |
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どの学校でも、学級活動の年間計画は立てられている。その形式的な内容を述べても役に立たないので、少し視点を変えて、実施を勧めたい内容を中心に考えていきたい。年間計画に沿いながらも、学活や道徳の時間によりよい工夫をしていく気概を持って1年間の航海に出よう。
具体的な月別の展開に移る前に、すべり出しを少し考えてみたい。 |